コンセンサスゲーム実施レポート
先日11月26日にチームビルディングの一環として「リアル採用ゲーム」を実施しました。みんなで面接官になりきって、4人の応募者の誰を採用するかを本気で考え、コンセンサスを得るワークです。

1. ウォーミングアップ:4人の応募者の資料を読む時間
最初は各自でじっくり資料読み。
「4人分見るだけでこんな大変なんだ」と、真剣に資料を読み込みました。
2. グループ討議:頑張って合意を形成する時間
話し合いが始まると、すぐに違いが見えてきました。個人で付けた順位を照らし合わせると全員バラバラで、皆さんが別の視点から根拠を示しました。
「どの応募者とどの応募者を比較すると何が言えるのか。」を元に、意見の違いを明確にし比較をしていた様子が印象的でした。

画像はイメージです
3. 合意形成の瞬間:「理由付きで納得できるか」がポイント
最初は順位がバラバラでしたが、
- 「仕事のスキル」
- 「周りと協力できるか」
- 「長く続けてくれそうか」
の3軸で整理して徐々に話はまとまっていき、
最後は全員で合意を形成して、見事想定していた正解にたどり着きました。
4. スタッフから見た“良かったところ”
反対意見が出ても、すぐに否定せず「なんでそう思った?」と聞き返せていたり、全員がある程度合意している状態においても「そうじゃない意見もある?」とあくまで合意形成ができるようなコミュニケーションが行われていた点が素晴らしかったです。そのうえで、ちゃんと自分の言葉で理由を説明しようとしていたところも良かったポイントです。
特に、「自分と違う意見を一回ちゃんと聞く」という姿勢が、
コンセンサスゲームとして最高でした。
今回のコンセンサスゲームは、
- 人を評価することの難しさ
- 合意をとるために「根拠」「説明」「傾聴」がどれだけ大事か
を、わりと楽しく・笑いも交えながら体感できる回になりました。
どの応募者を選ぶか、コンセンサスゲームとして合意形成を図ることで、結果として「面接官側の視点」を持ち帰れた時間にもなっていたと思います。