就職活動サポート

JOB SEARCH SUPPORT

あいち就労支援センターでは、
再就職活動を
丁寧にサポートしています。

準備段階

STEP.01

まずは、障害による精神的なお困りごと、生活リズムの不調、体力不足などがあれば、スタッフとともに取り組みます。カウンセリングやプログラム参加を通して、無理のないペースで準備を整えます。

ゴール設定

STEP.02

就労希望時期の設定:本人希望、経済的状況や家庭状況などをアセスメントし、就労希望時期を設定します。経済的に大きな不安がある場合、その方が利用できる公的支援のリソースをともに検討します。
まずは安心して自身の課題や就職活動に取り組むベースづくりが大切です。
働くためのモチベーションの確認:将来希望する生活や、ご本人が大切にしていることなどから、何のために働くかを明確にしていくことも大切です。

適職探し

STEP.03

ご本人のスキル、興味、特性、就労に求める条件、市場のニーズを踏まえて、どのような働き方がいいのか、どんな職種に応募するかをご本人とともに検討します。

就活サポート

STEP.04

一般枠に応募する場合は、履歴書や採用面接の練習といった後方支援を中心にサポートします。障害枠に応募する場合は、履歴書や採用面接のサポートの他、自身の特性と対策、求める配慮についてまとめた「ナビゲーションブック(プロフィールシート)」の作成を支援します。

企業に関する情報探しや企業のアセスメント、企業説明会の参加、見学や実習の同行支援、ハローワークや企業様とのやりとりなど、その方の特徴に応じてきめ細かく支援します。

障害枠応募の支援

大まかな障害枠就労支援の概要です。実際の流れは応募者様や企業様ごとに様々です。

企業説明会

企業説明会

障害枠の企業説明会に事業所を通して参加します。基本的にあいち就労支援センターのスタッフが同行するので、わからないことがあればいつでもスタッフに質問できます。

求人情報の共有

求人情報の共有

ハローワークやその他の就活支援機関と連携しながら、個々人に適した障害枠求人探しをサポートします。

見学・実習サポート

見学・実習サポート

外部企業様の職場見学や、実習を支援します。通常、障害枠の実習は支援機関を通して行われるため、おひとりで探すよりもスムーズに就活が進みます。

POINT企業説明会に参加するメリット

  • 志望企業の担当者や実際に働いている人の声をダイレクトに聞いて、質問をするチャンスです。
  • 「障害枠ってどんな働き方なんだろう」と不安に思っている方の場合、説明会参加を通して働き方の具体的なイメージをもつことができます。
  • 企業側にとっても、支援機関の支援がついている方の応募は、そうでない場合と比較して安心感があります。

POINT実習について

  • 実習とは、「インターン」のようなものです。数日間実際の職場を体験してみることで、応募者側は「仕事の内容や環境が自分に合っているか」を確認できます。企業側にとっても、「その方が職場で働いていけそうか」を確認できる貴重な機会です。実習の結果、晴れて応募者と企業のマッチングが成立すれば、「応募」の段階に進む場合もあります。
  • 最後に、実習後は、実習で見つかった強みや課題点について、企業側と支援者側が共有し、今後の支援に生かしていきます。

障害者雇用って?

EMPLOYMENT FOR THE HANDICAPPED

障害者雇用(障害枠)とは

障害者雇用とは、「障害のあるなしに関わらず、誰もが働き、地域で自立した生活ができるような社会の実現を目指す」ための「障害者雇用促進法」に基づく、障害を持った人が働くための雇用方法です。
対象の方には、身体障害、知的障害、精神障害、その他発達障害等が含まれます。

障害者雇用促進法では、一定規模以上の企業が障害を持った方を雇用する割合を示す「法定雇用率」が定められています。例えば、民間企業の場合は2.3%障害者の方を雇うこととされています(令和5年現在)。法定雇用率は今後も段階的に引き上げられる見込みです。

厚生労働省の調査によると、障害者の雇用数は年々増加傾向にあります。厚生労働省の調査では、今後も、多様な就労ニーズを踏まえた働き方の拡充や、企業側の支援ニーズを踏まえた取り組みなどが必要とされています(厚生労働省職業安定局(2022)「最近の障害者雇用対策について」)。

民間企業における障害者雇用状況の推移

障害者雇用の位置づけ

障害者雇用は、通常の一般枠での就労と共に「一般就労」に位置付けられます。
雇用形態は正社員、契約社員、パート/アルバイトなどです。
就労時間は短時間~フルタイムまで、さまざまなものがあります。

どんな仕事があるの?

どんな仕事があるの?

単純な仕事から、専門的な仕事まで多種多様な職種があります。
その方の状態や就労ニーズに合わせて適した仕事を選ぶとよいでしょう。

どんな人が受かるの?

どんな人が受かるの?

  • 精神面や体調が安定している
  • 生活リズムが安定している
  • 時間を守れる
  • 企業側から求められる業務を行うだけの体力が整っている
  • 不調があっても、自分なりに工夫をし、周囲に助けを求めることで、安定して長く仕事が続けられる人
  • 調子を崩す要因や、予防・対策方法を理解しており、会社に説明ができる人

障害者雇用の仕事はどうやって探せばいいの?

障害者雇用の仕事はどうやって探せばいいの?

ハローワークや就職エージェントを通して障害者雇用の求人を探すことができます。
就労移行支援事業所では、ハローワーク・自治体・企業と連携して求人情報や企業説明会、見学・実習、応募までの橋渡しを担います。
一人で探しても自分に合った求人がなかなか見つからない場合や、実習を経験してみたい場合は、就労移行支援の利用をお勧めします。

ナビゲーションブックとは?

NAVIGATION BOOK

ナビゲーションブックとは

ナビゲーションブックとは、障害を持った方が障害枠で働く際に
応募企業の担当者に伝える、その方個人の「取り扱い説明書」のようなものです。

「自分のことを理解したい」「自分のことを他者に伝えたい」
と考えたときに使えるツールです。

企業によっては「プロフィールシート」「自己紹介シート」という名前で呼ばれることもあります。

ナビゲーションブックとは

ナビゲーションブックの内容

ナビゲーションブックの内容は以下の3つの内容が中心となります。

  • 自身の障害による困りごとや特徴
  • 困りごとに対して自分自身でしている対処や工夫
  • 企業側に、できたら求めたい配慮

この3点について、自己理解を深めて文章にまとめていきます。
自分一人で作成しようと思うと、難しい場合もあるかもしれません。
このため、あいち就労支援センターでは、支援者と協力しながらナビゲーションブックの作成を進めます。

ナビゲーションブックの目的

自己理解

自己理解

ナビゲーションブックの作成を通して、自分の得意・不得意の理解や対処方法を確認できます。また、客観的な視点で自分について説明することができるようになります。

自分の強みをアピールできる

自分の強みを
アピールできる

「こんな困りごとがあるけれど、こんな配慮があればパフォーマンスが発揮できます」などと伝えられると、自分の強みが企業に理解してもらいやすいです。

企業側が何を配慮したらいいかわかる

企業側が何を
配慮したらいいかわかる

ひとことで「○○障害」と疾患名があっても、実際の困りごとや度合いは人により多様です。一方で、企業側は、その方がどんなふうに困っているか、どんなことができるのか、どんな配慮があれば働けるのか、を具体的に知りたいと考えています。

配慮事項のすり合わせ

配慮事項のすり合わせ

配慮をどの程度提供できるかどうかは企業の業務内容により異なります。このため、応募者の求める配慮がすべてかなえられるとは限りません。ナビゲーションブックは、こうした配慮の範囲について応募者と企業がすり合わせを行うためのツールとしても用いることができます。

ナビゲーションブックを作成するタイミングは?

主に就職活動中に作成します。
活用場面は実習・採用面接の際や、
雇用されてから企業の担当者・支援者とのやりとりで用います。

ナビゲーションブックは一回作って終わりではなく、
新しい活動を通して気づきがあった時などの節目節目にバージョンアップをしていくことができます。

参考資料
障害者職業総合センター(2016) 
発達障害者のワークシステム・サポートプログラム 
ナビゲーションブックの作成と活用
https://www.nivr.jeed.go.jp/center/report/support13.html

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