前回から、あいち就労支援センターで就職活動を考えている方のための、就職までのスケジュール作りについてお伝えしています。とくに精神疾患や発達障害を抱えている方が就職スケジュールを立てるときに知っておきたいポイントを1週ごとに1つずつ、計3つご紹介しています。前回は【自分の疾患や特性について理解し訓練する期間を設ける】というポイントについて触れました。今回は2つ目のポイント【企業研究や職場実習のための時間を設ける】について探ります。
【企業研究や職場実習のための時間を設ける】
自分のことが理解できたら、応募先の候補となる企業について調べます。自分の性格や特性、能力、スキル、生活に合った仕事はどのようなものか丁寧に調べていきます。応募企業探しは、『業界→業種→企業』という順に徐々に絞り込んでいくことが一般的です。自分に合うと感じる企業、合わないと感じる企業はどの部分がそう感じたのか、細かくチェックしていきます。
「いきなり本格的に働くのは不安…」「仕事や職場環境が本当に自分に合っているか確かめたい」という方は、職場実習やトライアル雇用をお勧めします。職場実習の期間を設けることで、その職場での自分に合った働き方を確かめることができます。
今回のポイントは以上です。あいち就労支援センターの『企業研究』プログラムでは、スケジュールについて、スタッフのサポートのもとさらに詳しく知ることができます。「就職に向けて計画的に進めていきたいけど、計画の立て方が分からない…」という方にオススメです。
これに加えて、当センターのラウンジに備えつけの利用者様用パソコンをご活用いただくことで、プログラムで得た手がかりをもとに自分のペースで企業探しに取り組むこともできます。ぜひ無料相談や見学にお越しください。