前々回から、あいち就労支援センターで就職活動を考えている方のための、就職までのスケジュール作りについてお伝えしています。とくに精神疾患や発達障害を抱えている方が就職スケジュールを立てるときに知っておきたいポイントを1週ごとに1つずつ、計3つご紹介しています。前回は【企業研究や職場実習のための時間を設ける】というポイントについて触れました。今回は最後の3つ目のポイント【就職まで想定される最短期間と最長期間の間をとって考える】について探ります。
【就職まで想定される最短期間と最長期間の間をとって考える】
私たちは計画を立てるとき、つい理想のペースで物事が進んだ想定で計画を立てがちだと思います。しかし、実際に取り組んでみるとトラブルや想定外のことが起きて思ったより上手く進まないことも多いと思いですよね。
スケジュールに余裕を持たせるために想定される最短期間と最長期間の間をとることをオススメします。こうすることで現実的に想定される期間に近づけることができます。
あいち就労支援センターの支援では利用開始から就職までの期間について、人によって差はありますが、おおよそ10~12ヶ月を目安としています。
思ったよりも長いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、着実に次のステップに進むための準備期間として検討していただけたらと思います。
今回のポイントは以上です。あいち就労支援センターの『企業研究』プログラムでは、スケジュールについて、スタッフのサポートのもとさらに詳しく知ることができます。「就職に向けて計画的に進めていきたいけど、計画の立て方が分からない…」という方にオススメです。
また、『ライフスキルトレーニング』のプログラムでは、日々の仕事や生活の中で広く役立てることができる優先順位づけや計画立てのスキルを磨くこともできます。
今回まで3週にわたり、就職までのスケジュール作りについてご紹介してきました。「さらに就職活動についての理解や取り組みを深めていきたい!」「就職までのスケジュールについてなんとなくイメージは掴めたけど、実際に1人で進めるには不安や心配がある…」という方は、ぜひ無料相談や見学にお越しください。