「自分にはどんな適性があるのだろう?」
「自分の得意を活かす職業は何があるだろう?」
「就きたい職業にはどんな能力が必要だろう?」
「そろそろ就職を考えているが今の自分にはどの程度の能力があるだろうか?」
このような疑問を持たれた経験はないでしょうか?今現在も悩まれている人もいらっしゃると思います。当センターでも自分に合った就職先を考えるにあたって能力やスキルでお困りの方は多いです。
実はこのような就職に関するお悩みをお持ちの方におススメしたい検査があるんです。
それが GATB(厚生労働省編一般職業適性検査)という検査です。
GATBでは様々な職に就き仕事をこなすうえで必要な9つの能力を測定することができます。よりよい職業選択を行うための情報提供を行うこと、自分に適した職を探す手がかりにすることを目的としています。
GATBの活用例
例えば、未経験のCADオペレーターを目指すAさんがいたとします。今までやったことのない仕事なので、「自分の能力で仕事についていけるか」という不安があります。
そこで、GATBを受験し、図形の能力が優れていることがわかると、自信をもってCADオペレーターの仕事を目指すことができるようになることが考えられます。
実際にGATBを受験された利用者様からは「仕事を選ぶ上で自信になった」という声をいただいています。
このように、GATBでは自分の職業選択を考える上での能力について調べることができます。
GATBの注意点
ただ、GATBを活用する上で注意点が2つあります。
一つはすべての職業能力を測ることはできないということです。例えばGATBでコミュニケーション能力は測定することができません。そのため対人場面でのスキルは別で考える必要があります。
もう一つは、職業を選ぶときには、能力以外も検討する必要があることです。
性格、価値観、仕事の就きやすさ、配慮の受けやすさなど、様々な要素を検討して職業を選ぶ必要があります。GATBがあくまでも能力の一部を調べる目安としてご利用ください。
当センターにはGATBを含め、性格検査、職業興味検査など、様々な心理検査のご用意があります。心理検査を活用してぜひ就職活動にお役立てください。