コラム

COLUMN

神経発達症の方がモヤモヤしたときにできるセルフケアとは?

公開日:
神経発達症の方がモヤモヤしたときにできるセルフケアとは?

こんなことはありませんか?

理由ははっきりしないのに、なんとなく気分が落ち着かない。

頭の中がざわついて、考えがまとまらない。

誰かに説明しようとしても言葉が出てこず、そのまま時間だけが過ぎてしまう。

こうした「モヤモヤ」は、神経発達症の傾向がある人にとって、ときどき強く感じられることがあります。

モヤモヤした状態では、頭の中にいくつもの考えや感覚が同時に浮かんでいます。ただ、それぞれがはっきり言葉になっていないため、整理しづらくなります。

情報が多いまま、まとまらない状態では、注意や集中も不安定になりやすく、さらに落ち着かない感覚が強まることがあります。

これは気持ちの問題というより、情報の処理が一時的にうまくいっていない状態と考えた方が理解しやすい場合があります。

このようなときに、頭の中だけで整理しようとすると、かえって混乱が強まることがあります。

ひとつの方法として、浮かんでいることをそのまま外に出してみるやり方があります。

ノートやスマートフォンに、思いついたことを短い言葉で書き出していくだけでも、頭の中の負担が少し軽くなることがあります。順番やきれいな文章にする必要はなく、「気になっていること」を見える形にすることが目的です。

また、身体の状態に目を向けることも助けになる場合があります。

モヤモヤしているときには、呼吸が浅くなっていたり、肩や首に力が入っていたりすることがあります。

数分間ゆっくり呼吸を整える、軽く体を動かすといった行動をはさむことで、緊張が少しゆるみ、考えの整理がしやすくなることがあります。

これは、身体の状態と気分が互いに影響し合うという性質に基づいた方法です。

さらに、モヤモヤの原因を一つに決めつけないことも大切です。

「これが原因だ」と決めようとすると、かえって行き詰まりやすくなります。いくつかの可能性を並べてみることで、「いま何に負担がかかっているのか」を少しずつ把握しやすくなります。

仕事のこと、人とのやり取り、疲労など、いくつかの要素が重なっていることも少なくありません。

モヤモヤした状態を完全になくそうとする必要はありません。

こうした感覚は、多くの場合、情報や負担が一時的に増えているサインとして現れます。そのサインに気づいたときに、少し立ち止まって整理する時間を持つことが、状態を大きく崩さないための一つの方法になります。

困ったときはどうしたらいいでしょうか?

まずは、「モヤモヤしている自分」をそのまま否定せず、「今は情報が多くて整理しきれていない状態かもしれない」と捉えてみてください。

そのうえで、書き出す、体を少し動かすといった小さな行動を試してみることで、状態が少し変わることがあります。

それでも落ち着かない状態が続く場合には、身近な人や専門家に相談しながら、自分に合った整え方を見つけていくことも一つの方法かもしれません。

相談予約

RESERVATION

初回相談は無料となっております。
まだ継続利用を考えていないという方もぜひお気軽にご相談ください。

予約する

お問い合わせ

CONTACT

ご不明点や資料請求などは
こちらからお気軽にお問い合わせください。